高知観光を車なしで大満喫!移動手段と最強モデルコース徹底解説

当ページのリンクには広告が含まれています。
水色背景に「車なし」「徹底解説 高知観光を大満喫!」の文字が入った、車なし高知観光の解説記事アイキャッチ画像

こんにちは。旅パス運営者の「旅人ゆうじ」です。

高知県へ旅行に行きたいけれど、運転免許を持っていなかったり、慣れない土地での運転が不安だったりして、車なしでの観光について悩んでいませんか。

東西に非常に広く、自然の観光スポットがあちこちに分散している高知の地理的な特性を考えると、マイカーやレンタカーがないと十分に楽しめないのではないかと心配になるお気持ち、とてもよくわかります。

旅行の日数が限られている中で、各スポットへのアクセス方法や移動にかかる所要時間を調べたり、効率よく巡るためのモデルコースを考えたりするのは本当に大変ですよね。

それに、地方ならではの交通機関のデメリットや、せっかくの旅行が雨の日になってしまった場合の対策、さらには女子旅や一人旅でも安心して回れるのかといった不安要素も尽きないと思います。

でも、安心してください。

高知市内とその周辺エリアに絞ってしっかりと計画を立てれば、公共交通機関だけでも驚くほど充実した旅行ができるんです。

むしろ、移動をバスや電車に任せることで、高知の醍醐味である昼間からのお酒や美食を心置きなく楽しめるという、車なしならではの大きなメリットがあります。

この記事では、初めて高知を訪れるあなたに向けて、事前に知っておくべき移動のコツや、天候に左右されない楽しみ方などを詳しくお伝えしていきますね。

  • 空港や主要駅からの具体的な移動手段と交通インフラの活用法
  • 交通系ICカードの注意点など車なし観光特有のデメリットと対策
  • 天候に恵まれなくても心ゆくまで楽しめる全天候型スポットの情報
  • 滞在日数に合わせた効率的で満足度の高いおすすめの観光ルート
目次

高知観光を車なしで満喫するための基本

車を使わずに高知を旅行するためには、現地の交通機関の仕組みや、手荷物の扱い方といった「旅行の土台づくり」が何よりも大切になってきます。ここでは、高知に到着してからスムーズに移動し、ストレスなく観光を楽しむために絶対におさえておきたい基本的な情報やテクニックを、一つずつ丁寧に解説していきますね。

空港から市内へのアクセスと所要時間

車なしで高知観光を成立させるための第一歩は、高知の玄関口から市街地へのアクセスをしっかり把握することです。

まずは、関西圏(大阪・神戸・京都など)から高知へのアクセス手段について触れておきましょう。旅行のスタイルや予算感に合わせて、大きく3つの選択肢がありますよ。

交通手段出発地〜到着地目安所要時間特徴とおすすめな人
飛行機大阪(伊丹/関西)〜高知龍馬空港約45分最速の移動手段。限られた旅行時間を最大限に活用したい方にぴったり。
新幹線+特急新大阪〜(岡山乗換)〜高知駅約3時間〜4時間岡山駅で特急「南風」に乗り換え。瀬戸大橋や大歩危峡の絶景を楽しみたい方へ。
高速バスJRなんば・大阪駅〜高知駅約5時間30分乗換なしで片道6,900円程度と高コスパ。移動時間を許容できる方に最適。

時間を少しでも無駄にしたくない!という方には圧倒的に飛行機がおすすめです。一方で、のんびり車窓の景色を楽しみたいなら特急列車、とにかく交通費を抑えて現地での美味しいご飯にお金をかけたいなら高速バス、といった具合に選んでみてくださいね。

さて、飛行機で高知龍馬空港に降り立った場合、市街地である高知駅やはりまや橋周辺へ向かうことになります。

ここで知っておくべきなのは、空港周辺には鉄道の駅がないということです。つまり、車なしの旅行者にとって、空港から市内へ出る手段は事実上「空港連絡バス(リムジンバス)」の一択となります。

この空港連絡バスは、「とさでん交通」と「高知駅前観光」という2つのバス会社が運行しています。どちらに乗っても運賃や所要時間に大きな違いはないので、来たバスに乗れば大丈夫ですよ。

【空港連絡バスの基本情報】

  • 片道運賃:大人 900円、小人 450円(往復割引は特にありません)
  • 所要時間:はりまや橋まで約20分、JR高知駅バスターミナルまで約25〜30分
  • 支払方法:券売機での現金払い、クレジットカード、PayPayなどのQRコード決済

乗る際の注意点として、このリムジンバスは飛行機の到着時刻と完全に連動しているわけではなく、だいたい20分間隔で運行されています。そのため、タイミングによっては少し待ち時間が発生することもあります。

また、朝夕の通勤・帰宅ラッシュの時間帯は道路が混みやすく、予定時刻より遅れることも珍しくありません。タイトなスケジュールを組んでいる場合は、移動時間には少し余裕を持たせておくことをおすすめします。

ちなみに、とさでん交通のバスなら車内で無料Wi-Fiが使えるので、移動中に「着いたらお昼ご飯どこにしようかな?」なんて情報収集もサクサクできちゃいますよ。

※ここで紹介している運賃や運行状況などは記事執筆時点の目安です。制度や料金は変動する可能性があるため、旅行前には必ず各交通機関の公式サイトをご確認くださいね。最終的なスケジュール判断は自己責任となりますので、余裕を持った計画をお願いします。

周遊に必須のMY遊バスと路面電車

高知市内に到着したら、いよいよ観光スタートです!高知市内を車なしで効率よく回るためには、「MY遊バス(まいゆうばす)」と、街中を走る「路面電車」の活用が絶対に欠かせません。

この2つをうまく使いこなせるかどうかが、高知観光の満足度を大きく左右すると言っても過言ではないんですよ。

MY遊バスは、JR高知駅前にある「こうち旅広場」を出発して、はりまや橋、五台山(牧野植物園・竹林寺)、そして絶景スポットの桂浜までを結ぶ、観光客のための専用周遊バスです。

車なしでこれらのエリアを巡るなら、乗車券を買うのが圧倒的にお得です。乗車券には行ける範囲に合わせて「桂浜券」と「五台山券」の2種類があります。

券種大人料金こども料金乗り放題の適用区間
桂浜券1,500円(※一部アプリ購入時変動あり)750円JR高知駅〜竹林寺前〜桂浜
五台山券1,000円(※一部アプリ購入時変動あり)500円JR高知駅〜竹林寺前

実は、このMY遊バス乗車券の本当のスゴさは、単なるバスの乗り放題じゃないところにあるんです。「3つの強力な特典」が付いてくるんですよ。

特典1:路面電車(市内均一区間)が1日無料乗り放題!
乗車券を提示するだけで、高知市中心部を走るとさでん交通の路面電車に何度でも乗れちゃいます。高知城やひろめ市場に行く時の足として大活躍します。

特典2:路線バス「桂浜線」の片道無料(※桂浜券のみ)
これが一番の裏技かもしれません。「桂浜券」を買うと、通常の路線バスである「桂浜線」の片道運賃(通常690円)が1回無料になります。行きはMY遊バスで五台山などの景色を楽しみながら桂浜へ行き、帰りは路線バスを使って最短ルートで高知駅へ戻る、という賢い使い方ができるんです。※五台山券にはこの特典がないので注意してくださいね。

特典3:観光施設の入場料割引など
乗車日とその翌日の2日間にわたって、高知城天守や桂浜水族館、さらには少し離れた龍河洞など、多数の施設で割引が受けられます。飲食店でのちょっとしたサービスもあるので、持っているだけでお得感がすごいです。

ただし、MY遊バスは平日と土日祝日でダイヤが違い、平日は本数が少なくなります。特に平日お昼の13時台の便を逃すと、次のバスまでかなり時間が空いてしまうので、時刻表のチェックは必須ですよ。

MY遊バスを使わない日や、高知城やひろめ市場、帯屋町アーケード周辺など、街中の近距離移動だけで済ませる日もありますよね。

そんな時は、日本最古の歴史を持つ軌道線である「とさでん交通」の路面電車を活用しましょう。「電車市内一日乗車券(大人500円)」などを買えば、いちいち小銭を気にする必要がなくなります。

【便利なモバイルチケットを活用しよう】

紙のチケットだけでなく、スマホで買えるデジタルチケットがとても便利です。「ジョルダン乗換案内」や「RYDE PASS」、JR四国の「しこくスマートえきちゃん(スマえき)」といったアプリを使えば、クレジットカードやPayPayでサクッと買えます。

降りる時は、スマホの画面を運転手さんに見せるだけ!慣れない土地で小銭を探してモタモタするストレスから解放されますよ。

交通系ICカードの注意点と決済事情

車なしで公共交通機関を乗り継ぐ時に、絶対に知っておかなければならないトラップがあります。これを知らないと、現地でかなり焦ることになるのでしっかり読んでくださいね。

結論からズバリ言いますと、高知県内の主要な公共交通機関(JR線や路面電車、路線バスなど)では、Suica、PASMO、ICOCAといった全国共通の交通系ICカードは一切使えません。

「えっ、今どき使えないの?」と驚かれるかもしれませんね。

高知で使えるICカードは、とさでん交通などが独自に発行している「ですか」というローカルカードだけなんです。このカードは全国のシステムと互換性がないため、私たちが普段使っているSuicaなどはピッとタッチしても反応してくれません。

旅行者が数日の滞在のためにわざわざ「ですか」を買うのは現実的ではないですよね。

【JRの特急列車での失敗あるある】

岡山や香川方面から特急列車に乗る場合、乗車駅ではICOCAなどで入場できてしまいます。しかし、そのまま高知駅に着いても、改札の機械は全国系ICカードに対応していないため出場できません。

結局、窓口の長い列に並んで現金で精算する羽目になります。スマホのモバイルSuica等でも同じなので、高知へ向かう特急に乗る際は、必ず最初から紙の切符を買うようにしてくださいね。

そういうわけで、高知市内で路線バスや路面電車に乗る時は、先ほど紹介した「スマホの1日乗車券」を買っておくか、現金をしっかり用意しておくことが必須になります。

特にバスの車内にある運賃箱は、一万円札や五千円札の両替ができないことがほとんどです。千円札と小銭を多めに用意しておかないと、降りる時に大慌てすることになります。

一方で、観光施設や市内の飲食店、お土産屋さんなどではキャッシュレス決済(クレジットカードやPayPayなど)の導入がかなり進んでいます。街中の新しいお店なら、スマホひとつで支払いが完了することも多いです。

ただし、日曜日に開催される名物の「日曜市」などの露店や、昔ながらの小さな居酒屋さんなどでは、まだまだ「現金のみ」という場所も少なくありません。美味しいものを目の前にして「現金がなくて買えない…」なんて悲しい思いをしないよう、お財布にはある程度の現金を忍ばせておきましょう。

便利な手荷物預かりサービスで身軽に

車なし観光の最大の敵、それは「重たい手荷物」です。

キャリーケースや大きなボストンバッグをゴロゴロ引きずりながらの移動は、体力を奪うだけでなく、路面電車やバスの乗り降りでも周りに気を遣ってしまいますよね。

身軽に動けるかどうかで、1日の疲れ具合が全く違ってきます。高知駅周辺には、そんな荷物の煩わしさを解消してくれる素晴らしいインフラが整っています。

JR高知駅の南口を出てすぐの場所にある「こうち旅広場」。その中にある観光情報発信館「とさてらす」は、絶対に立ち寄るべきスポットです。

観光情報のパンフレットがもらえるだけでなく、荷物に関する超便利なサービスを提供してくれています。

【とさてらすの荷物サービス】

  • 手荷物一時預かり:荷物1個につき500円で預かってもらえます(8:30〜17:30まで)。日帰り観光や、帰る直前まで身軽に遊びたい時に便利です。
  • 手ぶら観光(手荷物配送):荷物1個1,000円〜1,200円で、預けた荷物をその日の夕方までに、高知市内の提携ホテルへ配送してくれる神サービスです!

この「手ぶら観光」サービス、本当に便利なんですよ。
高知駅に着いたら、まずはここへ直行して荷物をホテルへ送ってしまいます。そうすれば、ホテルにチェックインしに行く手間と時間をまるごと省いて、そのまま足取り軽く高知城やひろめ市場へ観光に繰り出せるんです。

※手ぶら観光の受付は市内中心部のホテル宛てなら14時までなど、地域によって時間が決まっているので、利用する際は早めに手続きをしてくださいね。

とさてらすの営業時間外に荷物を預けたい場合や、途中で荷物を出し入れしたい場合は、JR高知駅構内のコインロッカーが頼りになります。

改札口の横や、高知ステーションモールフェスタの中に設置されていて、早朝5:10から深夜0:10まで利用可能です。料金はサイズによって400円から700円程度。一部のロッカーは交通系ICカード(この場合はSuica等も可)で支払いができるものもあります。

もし、よさこい祭りの期間やゴールデンウィークなどで駅のロッカーが全部埋まってしまっていたらどうしよう…と不安に思うかもしれませんね。

そんな時は、「ecbo cloak(エクボクローク)」というサービスが救世主になります。
これはスマホアプリから事前に空いているスペースを予約して、提携しているカフェやセブン-イレブン、ネットカフェなどに荷物を預けられるサービスです。

高知駅周辺でも対応している店舗(ファンキータイム追手筋店など)があり、24時間対応の場所もあるので、いざという時のバックアップとしてアプリを入れておくと安心ですよ。

雨の日でも楽しめる全天候型スポット

旅行で一番テンションが下がるのは、やっぱり雨が降ってしまった時ですよね。

高知県は全国的に見ても年間降水量が多い地域なので、旅行中に雨に降られることは決して珍しいことではありません。
特に車なしでの観光だと、傘を差しながら慣れない道を長距離歩いたり、バスを待ったりするのは本当に大変です。

また、美しい「仁淀ブルー」で知られる仁淀川や四万十川などの大自然スポットは、雨が降ると川が増水して危険だったり、水が濁ってしまったりするため、悪天候時の訪問は諦めるのが基本です。

だからこそ、「雨が降ったらここに行く!」という屋内型のバックアッププランを持っておくことが、旅行を成功させる大きなカギになります。

高知には、天気が悪くても、いや、むしろ雨だからこそ雰囲気が出るような素敵な全天候型スポットがたくさんあります。

【ひろめ市場(高知市)】
言わずと知れた高知の台所であり巨大フードコート。完全屋内なので、雨なんて全く関係ありません!
もし雨で予定が狂ってしまったら、「今日はもう、昼間から高知の美味しいものとお酒をとことん極める日にしよう!」とポジティブに割り切るのも大正解です。カツオの藁焼きタタキや屋台餃子、ウツボ料理などをつまみながら、地元の人と相席でワイワイ楽しむのは最高の思い出になりますよ。

【龍河洞(香美市)】
日本三大鍾乳洞のひとつ。洞窟の中は1年中15℃前後に保たれているので、外の雨風や夏の猛暑、冬の寒さの影響を一切受けません。
面白いことに、雨の日は岩肌から染み出す水滴が増えて鍾乳石が濡れるため、照明に反射していつも以上にキラキラと宝石のように輝くんです。晴れの日よりも神秘的な絶景が見られるチャンスかもしれません。

【高知県立牧野植物園(高知市)】
植物園と聞くと雨の日は厳しそうに思えますが、ここは違います。
園内には約170mもの美しい木造の屋根付き回廊があって、傘を差さずに植物を眺めながら歩けるんです。雨に濡れてしっとりと生き生きとした植物たちや、五台山の山頂という立地から立ち込める霧が、なんとも幻想的な空間を作り出してくれます。大きな温室も雨を気にせず南国気分を味わえますよ。

【高知県立坂本龍馬記念館(高知市)】
幕末の歴史に触れられる展示が屋内にギュッと詰まっています。
2階にある「海の見える・ぎゃらりい」からは、分厚いガラス越しに太平洋の荒波を見下ろすことができます。雨風が吹き荒れるダイナミックな太平洋の姿を安全な室内から眺めるのも、高知ならではの迫力ある体験です。

他にも、高知市中心部にある「オーテピア」でプラネタリウムや図書館を楽しんだり、少し足を延ばして室戸市にある「むろと廃校水族館」でノスタルジックな校舎の中を泳ぐウミガメに癒されたりと、選択肢は豊富にあります。

雨の日だからといって落ち込まず、柔軟に行き先を切り替えて(ピボットして)楽しんでくださいね。

事前に知っておくべきデメリットと対策

ここまで車なし観光のメリットや便利なサービスをご紹介してきましたが、もちろんレンタカーを使う場合と比べて不便な点やデメリットもあります。

これらを事前に知って対策を立てておかないと、現地で「こんなはずじゃなかった…」と後悔することになりかねません。失敗を防ぐためのポイントをしっかり押さえておきましょう。

車なし観光で一番やってしまいがちな失敗が、「1日の中に予定を詰め込みすぎること」です。

高知県はとにかく広いです。地図で見ると近く見えても、公共交通機関での移動は想像以上に時間がかかります。
例えば、「午前中は仁淀川の『にこ淵』に行って、午後は市内に戻って高知城を見て、夕方から桂浜に行こう!」といった計画は、かなり危険です。

地方のバスは本数が少ないため、乗り継ぎの待ち時間が30分〜1時間発生することもザラにありますし、少しの遅延で予定がガラガラと崩れてしまいます。

車なしの旅行では、「欲張らずにエリアを絞る」ことが絶対法則です。
日帰りや1泊の旅行であれば、目的地を「高知市内だけ」または「高知市内+近郊1つのエリア」に絞り込み、ひとつの場所での滞在時間を長めにとる「引き算の行程」を意識してみてください。結果的に、焦らずゆったりとした満足度の高い旅行になりますよ。

仁淀川や四万十川などの美しい自然スポットは、最寄りのバス停から急な山道や階段を歩く必要がある場所が多いです。
ヒールや歩きにくいサンダルで行くと本当に危険なので、必ず履き慣れたスニーカーを履いていってくださいね。

さらに厄介なのが、郊外を走る路線バスの少なさです。
平日は運休してしまう便があったり、お昼時にバスがパッタリと来なくなったりします。しかも、絶景スポットの周辺には食事をできるお店が少ないことが多く、「バスもないし、ご飯を食べる場所もない」といういわゆるランチ難民になってしまうリスクがあります。

【大人の解決策:定額観光タクシー】

もし予算に少し余裕があるなら、「定額観光タクシー」を利用するという選択肢を強くおすすめします。
例えば伊野駅などを発着地点にして、数時間貸切で仁淀川周辺の名所(にこ淵、安居渓谷、中津渓谷など)を効率よく案内してもらうシステムです。

数万円の出費にはなりますが、限られた旅行時間の中で「確実な移動手段と安全性」をお金で買うという判断は、車なし旅行において非常に賢く有効な戦略と言えます。

高知観光の目玉のひとつ、約300年の歴史を持つ「日曜市」。
日曜日が旅行日程に入っているなら絶対に外せないスポットですが、ここにも注意点があります。

日曜市は朝の6時頃から始まりますが、人気のいも天や新鮮な野菜、フルーツなどは午前中のうちにどんどん売り切れてしまいます。
お昼の13時を過ぎると、早々に店じまいを始めるお店も増えてくるので、「午後からゆっくり見に行こう」と思っているとガッカリすることになります。
日曜市を満喫するベストな時間帯は、午前8時〜10時の間だと覚えておいてください。

また、先ほども触れましたが、日曜市の露店ではクレジットカードなどのキャッシュレス決済が使えないお店が多いです。千円札と100円玉などの小銭を多めに用意して、スムーズにお買い物と食べ歩きを楽しんでくださいね。

※旅の安全と健康に関わることですので、山間部などの自然スポットへ行く際は、現地の天候や最新の交通情報をご自身で十分に確認し、無理のない行動を心がけてくださいね。最終的な計画の判断はご自身の責任で行うようお願いいたします。

高知観光を車なしで楽しむモデルコース

移動の基本と注意点がわかったところで、いよいよ実践編です。
限られた時間の中で、車がなくても高知の魅力を120%味わい尽くすための、滞在日数別のおすすめモデルコースをご紹介します。
無理なく回れて、美味しいものも景色も堪能できる、私が考え抜いた最強のルートですよ!

日帰りで王道名所を巡るモデルコース

初めて高知を訪れる方や、他の県と組み合わせて短時間だけ滞在する方にぴったりの、高知市内のエッセンスをギュッと凝縮した超効率ルートです。

移動のロスを極限まで減らし、絶対に外せない王道スポットだけを巡ります。

09:00 高知駅到着・準備
まずは駅前の「とさてらす」へ。ここで「MY遊バス桂浜券」を購入し、重い荷物は一時預かりかコインロッカーへ預けて身軽になりましょう。

10:00 高知城と城下町散策
路面電車に乗って「高知城前」で下車します。日本で唯一、本丸御殿と天守が当時のまま残っている貴重なお城の歴史を感じてください。
もしこの日が日曜日なら、お城のすぐ下(追手筋)で開催されている日曜市をぶらぶら歩き。大平商店の揚げたてアツアツの「いも天」を買って、ハフハフ言いながら歩き食べするのは最高ですよ!

12:00 ひろめ市場で絶品ランチ
高知城から歩いて5分ほどで、巨大な食のテーマパーク「ひろめ市場」に到着です。
お昼時で混んでいますが、地元の人や他の観光客に混ざって相席で席を確保しましょう。「明神丸」の藁焼きカツオの塩タタキや、香ばしいウツボの唐揚げなどを並べて、真昼間から地酒で乾杯!車なしだからこそできる至福の時間です。

14:30 絶景の桂浜へ移動
ほろ酔い気分で、はりまや橋のバス停から「MY遊バス」に乗車。のんびり景色を楽しみながら約30分で桂浜へ。
太平洋の荒波が打ち寄せる弓状の美しい海岸線を歩き、巨大な坂本龍馬像を見上げて幕末のロマンに浸ります。新しくできた「桂浜 海のテラス」でお洒落なカフェ休憩をとるのもいいですね。

16:30 高知駅へ帰還・お土産選び
帰りはMY遊バスではなく、とさでん交通の「路線バス(桂浜線)」に乗ります。
ここでMY遊バス桂浜券の特典(片道無料)を発動!最短ルートで高知駅へ戻り、駅の売店で定番の芋けんぴやミレービスケットなどのお土産を買い込んで、大満足の帰路につきます。

一泊二日で絶景も満喫するモデルコース

1泊できるなら、1日目は市内の王道と美食を堪能し、2日目は少し郊外まで足を延ばして高知の美しい自然に触れるバランス型の旅行がおすすめです。

1日目の日中は、日帰りコースと同じように高知城やひろめ市場を楽しんだ後、午後はMY遊バスに乗って五台山にある「牧野植物園」へ向かうのがイチオシです。
約3000種類の植物と、自然に溶け込むような美しい建築美をゆっくりと堪能し、心身ともにリフレッシュしましょう。

夜は、ひろめ市場や帯屋町アーケード周辺の活気ある街に宿泊するのが便利です。
高知の夜はまだまだ終わりません。屋台で名物の「安兵衛」のパリパリ餃子を食べたり、居酒屋で豪快な皿鉢(さわち)料理をつついたりして、高知特キュの宴会文化を満喫してください。

2日目は少し早起きして、高知駅からJR土讃線の列車に乗り、「伊野駅」または「佐川駅」を目指します。
ここからは、事前のバス時刻表チェックが命綱になります。

例えば、伊野駅から県交北部交通のバスに乗って「程野入口」というバス停まで行き、そこから歩いて神秘的な滝壺「にこ淵」を見に行くルート。
太陽の光が差し込んで輝く、信じられないほど青く透き通った水面(仁淀ブルー)は、一生の思い出になる美しさです。

または、佐川駅から黒岩観光バスで「名野川」まで行き、「中津渓谷」のゴツゴツとした岩肌と清流のコントラストを楽しむのも素晴らしい体験です。

もし予算が許すなら、前述したように伊野駅発着の「定額観光タクシー」を予約しておけば、バスの時間を気にするストレスから解放され、数時間でにこ淵、安居渓谷、沈下橋などを効率よく制覇できますよ。

二泊三日で広域を周遊する満喫ルート

2泊3日の猶予があれば、公共交通機関をフル活用して、高知県の東部の洞窟から西部の清流までをダイナミックに網羅する、まさに「高知制覇」とも言える充実した旅が実現できます。

空港から到着後、あるいは高知駅からJRに乗って「土佐山田駅」へ向かいます。
そこからとさでん交通のバスに揺られること約20分。日本三大鍾乳洞の「龍河洞」に到着です。

1億7500万年という途方もない時間をかけて自然が創り出した神秘の洞窟を探検します。ひんやりとした空気の中、ライトアップされた鍾乳石の美しさに息を呑むはずです。

探検の後は、特急列車で高知市内に戻って宿泊するか、思い切ってそのまま特急列車を乗り継ぎ、一気に県西部の四万十市(中村駅)まで大移動して宿泊するのもアリです。

中村駅を拠点にして、日本最後の清流と呼ばれる四万十川の観光へ。
ここでも車なしの強い味方があります。1日500円〜1000円程度で乗れる「しまんとトロリーバス」などの観光周遊バスを利用するか、駅前でレンタサイクルを借りて風を切りながら走るのが最高に気持ちいいです。

川の増水時に沈むように設計された、欄干のない「佐田沈下橋」や「勝間沈下橋」に立ち立ち寄り、川のせせらぎと緑の山々が織りなす日本の原風景を目に焼き付けてください。

夕方には再び特急列車に乗って高知市内へ戻り、ひろめ市場の賑やかな喧騒の中に飛び込んで、美味しいディナーと高知の夜を楽しみましょう。

最終日は高知市内でゆっくり過ごします。
日曜日なら日曜市で朝ごはんを食べ歩き。その後、高知城やはりまや橋周辺で写真を撮ったりお土産を探したり。
午後はMY遊バスで桂浜へ向かい、坂本龍馬記念館で幕末の志士たちの熱い思いに触れます。
太平洋の海風を感じながら、「また高知に来たいな」と思いつつ、高知駅から帰路につく完璧なスケジュールです。

女子旅や一人旅におすすめの宿泊戦略

高知は、女子旅や一人旅の目的地としても、実はすごくおすすめなんです。

路面電車が遅くまで走っていて比較的安全ですし、何よりひろめ市場のようなオープンで活気ある場所が多いので、一人で訪れてもポツンと疎外感を感じることが少ないんですよね。

ひろめ市場の相席文化は、地元のおじちゃんやおばちゃんが「これ美味しいき、食べてみ!」とおすすめの料理やお酒を教えてくれたりする、温かいコミュニケーションの場になっています。人との触れ合いも旅の醍醐味ですよね。

また、ホテルを拠点にして市内をちょっと散策したい時は、高知駅周辺のレンタサイクルや、ホテルで貸し出している自転車、「Cogicogi」などのシェアサイクルを活用するのも賢い方法です。自分のペースで気になるカフェを巡ったり、市街地の路地裏をスイスイ探検したりするのも楽しいですよ。

車なし観光の拠点に!高知市内のおすすめホテル3選

車なしの旅行では、「どこに泊まるか」が翌日の移動のしやすさや、夜の楽しみ方を大きく左右します。

ここでは、先ほど女子旅や一人旅のところでも少し触れた宿も含めて、私が特におすすめしたい「車なし観光に最適なアクセス抜群の宿」をピックアップしました!

楽天トラベルのリンクもわかりやすく用意しておくので、気になるホテルがあったら、アフィリエイトリンクから空室状況や口コミをぜひチェックしてみてくださいね。

1. JRクレメントイン高知(移動のしやすさNo.1!)

「とにかく移動のストレスをなくしたい!」という方に全力でおすすめしたいのが、高知駅の目の前にあるこのホテル。

空港からの連絡バスを降りて徒歩2分でチェックインできる立地の良さは、大きな荷物を持っている車なしトラベラーにとってまさに神です。MY遊バスの乗り場や、駅前の「とさてらす(手荷物預かり所)」もすぐそこなので、翌朝の観光もめちゃくちゃスムーズに出発できますよ。

【おすすめポイント】

  • JR高知駅の目の前で、電車・バスへのアクセスが最強
  • 新しくて清潔感があり、セキュリティも万全なので一人旅でも安心
  • 朝食でカツオのタタキなど高知の地元食材を使った料理が楽しめる

👉 楽天トラベルで「JRクレメントイン高知」の詳細・料金を見る

2. 天然温泉 紺碧の湯 ドーミーイン高知(夜遊び&温泉好きに)

高知といえば、やっぱり夜の「ひろめ市場」や帯屋町での飲み歩きは外せませんよね。

このドーミーインは、なんとひろめ市場まで歩いてすぐの好立地!お酒をたっぷり楽しんだ後、終電や路面電車の時間を一切気にせず、歩いてふらっとホテルに帰れるのが最高に嬉しいポイントです。

【おすすめポイント】

  • ひろめ市場や帯屋町アーケードが徒歩圏内で夜の観光に最適
  • 旅の疲れを芯から癒やす天然温泉の大浴場付き
  • お風呂上がりのアイスや、名物「夜鳴きそば」の無料サービス

👉 楽天トラベルで「天然温泉 紺碧の湯 ドーミーイン高知」の詳細・料金を見る

3. セブンデイズホテルプラス(女子旅・一人旅に大人気)

「おしゃれな空間に泊まりたいけど、宿泊費は少し抑えたいかも…」という方にぴったりなのが、こちらのデザイナーズホテル。

館内のあちこちに素敵なアート作品が飾られていて、まるでギャラリーに泊まっているような気分になれます。朝食の焼きたてパンも美味しくて、朝から幸せな気持ちで観光に出発できますよ。高知駅とはりまや橋の中間くらいに位置しているので、どこへ行くにも便利です。

【おすすめポイント】

  • 女性の一人旅でも安心のおしゃれで清潔な空間
  • はりまや橋から徒歩圏内で、市内観光の拠点にしやすい
  • 焼きたてパンやサラダなどの無料朝食サービスが嬉しい

👉 楽天トラベルで「セブンデイズホテルプラス」の詳細・料金を見る

※ホテルのサービス内容や料金、空室状況は季節やタイミングによって変動します。
ご予約の際は、必ずリンク先の楽天トラベル公式サイトにて最新の情報をご確認いただき、ご自身の判断でお申し込みくださいね。最終的なご契約は旅行者様ご自身の責任となりますので、キャンセル規定なども併せて確認することをおすすめします。

高知観光を車なしで最高の思い出にしよう

いかがでしたでしょうか。
「高知 観光 車 なし」で調べて不安を感じていた方も、ここまで読んでいただければ、車がなくても十分に…いや、むしろ車なしだからこそ楽しめる魅力がたくさんあることに気づいていただけたのではないでしょうか。

高知駅やとさてらすをハブとして徹底的に活用し、MY遊バスやお得なチケットなどの交通インフラを賢くハックする。
そして、欲張らずにエリアを絞った余裕のある行程を組み、もし雨が降ったら迷わず屋内スポットへ予定をピボットする。

これらの戦略さえしっかり持っていれば、移動の不安は全くありません。

高知の本当の魅力は、自分の足で歩き、レトロな路面電車やバスに揺られ、地元の人たちと肩を並べて盃を交わすような、その土地の空気に直接触れることで初めて解き放たれます。

ぜひ、今回ご紹介した情報を参考にして、歴史のロマン、絶品の食、そして高知の人たちの温もりをダイレクトに感じる、最高の旅行計画を立ててみてくださいね。

※この記事でご紹介した交通機関の運賃、時刻表、各種制度、施設の料金などは執筆時点の情報を基にしており、今後変動する可能性があります。
旅行の計画を立てる際や実際に行動される際には、必ずご自身で各公式サイトや交通機関の最新情報をご確認くださいね。
天候やスケジュールの最終的な判断はご自身の責任で行い、もし不安な点があれば、旅行代理店などの専門窓口に相談しながら、安全で楽しい旅にしてください。

あなたの高知旅行が、一生忘れられない素晴らしい思い出になることを心から願っています。いってらっしゃい!

水色背景に「車なし」「徹底解説 高知観光を大満喫!」の文字が入った、車なし高知観光の解説記事アイキャッチ画像

この記事が気に入ったら
いいねしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次